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7. 神戸のバッジ
バッジ画像 7-4.風見鶏

 風見鶏のバッジは、日本各地にある、各地域の特徴を表現したピンバッジ(地域ピンズ)の一つで、神戸市の元町商店街の自動販売機(いわゆるガチャポン)で購入した。異人館通りにある風見鶏の館は、レンガ造りのゴシック風のとがった屋根のうえに風見鶏があり、バッジのような姿をしている。
 風見鶏の由来は中世のヨーロッパで、雄鶏の警戒心が強いことから、魔よけとして教会の尖塔につけられたのが始まりのようである。極東のこの島国に住み着いた外国人は、世界の風を気にしながら生きている自分たちと風見鶏を重ね合わせていたのかも知れない。子どもの頃、私は風見鶏の館から南へ徒歩十分のところに住んでいたが、当時はドイツ人の高級住宅ぐらいのイメージしかなかった。その後昭和五十二年からNHKの連続テレビ小説「風見鶏」が始まった。


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このドラマは、今でもある食パンのおいしいフロインドリーブの創始者であるドイツパン職人をモデルにしていた。私の父は内科医で、そのパン職人の最期を看取った。
 この朝ドラマがきっかけで舞台となった神戸市の北野町山本通にある異人館街が脚光を浴びることになり、「異人館ブーム」が起きた。風見鶏の館は、今も人気の観光スポットであり、近くにジャズトランペッターとサックスを持った男性の像があり、観光客の記念写真のお供で大忙しである。私自身は、子どもの頃から風見鶏の館の外観を眺め続けてきたが、実はなかに入ったことがない。機会があれば内部の見学もしたいものである。
 子ども時代、フロインドリーブの店が自宅から徒歩五分ぐらいのところにあり、よくお使いに行かされた。特徴的なのはパンもお菓子もやや湿っていて、自宅に住み込んでいた医療事務員がそれを腐っていると勘違いして文句を言って、逆に怒られたりした。どうも意図的に湿らせてしっとり感を出していた模様である。これ一つとっても、日本パンと異なるドイツパンの特徴が表れているようでおもしろい。





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